エボシカメレオンの飼い方


カメレオンの飼い方 エボシカメレオン パンサーカメレオン パーソンカメレオン
ツノ系カメレオン コノハカメレオン コオロギのキープ 100均で作ろう




●原産地・種類名・全長 学名 Chamaeleo calyptratus
英名 Cone-head Chameleon
和名 エボシカメレオン
分布 アラビア半島南端イエメン
全長 オス60cm以上  メス40cm以上
●特徴

 カメレオン飼育に革命を起こしたと言われる種。(革命だなんてちょっとおおげさな言い方ですが要はカメレオンにしては丈夫で飼育が比較的楽ということ)
 現地では低地から標高1000m以上の高地にみられ、様々な環境の森林に生息します。また、カメレオンの仲間としては珍しく、木の葉など植物質の餌を食べることも知られています。飼育下でもたまにチンゲン菜の葉など与えると良いでしょう。また、レイアウト用に入れた観葉植物もカジラれますので、食用と割り切りましょう。
 後頭部には名前の由来である大きなえぼし状の突起があります、メスはこの突起は発達しません。オスはメスより大きくなります。
 一度の産卵で30〜65個程の卵を産み、孵卵温度24〜27℃、180〜240日程で孵化します。

●飼育ケージ・レイアウト 爬虫類専用ケージ(レプロ等)では最終的に狭いと思われます。鳥かごまたは自作ケージが良いでしょう。各種枝を使って空間を上手にレイアウトしましょう。
●給餌方法 イエコオロギ他昆虫類、植物の葉・果実など。エサ箱にコオロギ用に入れた野菜をつまみ食いしたりします。
・エサ箱にコオロギを適量入れる
・ピンセットから与える
・ケージ内にコオロギを放す
※カルシウム・ビタミン等のミネラル分は市販のサプリメントで補給する。
●給水方法 ドリップ式、スポイトで直接与える。
●飼育温度・湿度 25℃前後を中心とし、蛍光灯真下・ホットスポット直下で32℃。
冬場の低温には少々弱い。反対に、夏の高温には強い、とはいえ、30℃以上になる事は避けたほうがいいと思います。暑いと口を苦しそうに開けます。エアコンで温度調節してください。
 湿度は70〜80%あればよいでしょう。冬場は加湿器を使うといいです。朝晩の霧吹きは、飲み水も兼ねますので、欠かさないようにしましょう。
●雌雄判別法 オスのかかと部分に突起がある。ベビーのうちはかかとの突起で判断します。成長すれば色彩とカスク(エボシ部分)が伸長するので一目瞭然です。


メスは交尾後、写真のように濃緑色地に黄色や黄緑、スカイブルーのスポットが入るたいへん美しい妊娠色を現します。
穴を掘り、産卵するメス。産卵朱のヤシ殻土等は掘っても崩れないように、十分に湿らせておきましょう。
産卵からおよそ半年後に最初の1匹が孵化した。なぜか、1日1〜2匹ずつ孵化する。図鑑の写真のように10匹位がわらわらーっというのを想像していたのに。
孵化後、1ヶ月くらいのベビーたち。そろそろ、小競り合いが始まります。大きさの大小も出てきました。
孵化後、3ヶ月のオスの個体。一丁前に威嚇しています。


エボシベビーの飼い方

 飼育は基本的に親と同じです。小さいのでいろいろ注意点もありますが、エボシですのでその丈夫さはアダルト個体と変わりません。小さいので多少不安はあるかとは思いますが、安心してください。温度管理は25℃前後でいいでしょう。夜間、無理に温度を下げる必要はありません。冬季はプラケの下に爬虫類用のピタリ適温等で保温しましょう。湿度は霧吹きで補いましょう。レイアウトはシンプルを基本に、照明は紫外線灯15W5.0で十分です。照射は1日6〜8時間程度でいいでしょう。1ヶ月位して、大きさの大小が出てくると思いますので、弱い固体を分けてあげましょう。カメレオン単独飼育の原則ですが、10匹以上とかかなり多めですとイジメも分散するのか、多すぎてテリトリーを主張できないのか、結構、複数で長期飼育できます。広めのケージで隠れ場所を多めに作るということが大前提です。ただし、知らず知らずのうちにストレスを受ける個体もいますので、注意が必要です。ペアのような1対1の場合さらに注意してください。よく観察するか、個別飼育したほうが無難でしょう。
 入れ物は匹数に応じた大きさのプラケース衣装ケースがいいでしょう。霧吹きの水で小さいエサコオロギが溺死しないよう、底には新聞紙・キッチンペーパー等を敷きます。あまり、重ねて敷くとスキマでいつの間にかイエコが成長してしまい、挙句の果て、大きくなってカメレオンをカジッタりしますので、注意。プラスチック製の人工観葉を入れるとよいでしょう。もちろん、本物の鉢植えもいいでしょう。
日常管理としては朝夕の霧吹き、別に朝夕2回のみでなくてもいいです、ヒマがあったら霧を吹いてください。カルシウム剤を塗布した5mm程度のイエコオロギを入れる。ばらまきでいいです。なかなかコオロギを見つけられない個体もいますので多めに。
※とにかく、ベビーのうちにたくさんエサを食べさせて一気に大きくしてしまうのがコツです。


ディレピスカメレオンの飼い方




●原産地・種類名・全長 学名 Chamaeleo dilepis
英名 Flap-necked Chameleon
和名 エボシカメレオン
分布 アフリカ中部・南部
全長 30cm
●特徴

 個人的に、エボシより更に素直で飼いやすいと思います。雰囲気は水玉模様のエボシという感じです。古くから知られているカメレオンで25年くらい前の小学館の図鑑にも載っています。その図鑑、ボロボロですが、まだ持っています(エボシ、パンサーは掲載されておらず、載っているのはディレピス、チチュウカイ、フィッシャー、ジャクソンといったところ)。飼いやすいのですが、広範囲分布ゆえ亜種がたくさんいるらしく、その亜種によって好適温度等が若干異なるため、輸入直後の個体は注意が必要です。とは言え、総じて丈夫で、エサ喰いも大変よいので、問題なく飼育できるでしょう。
 英名のとうり後頭部に耳のようなフラップがあり怒ったり興奮したりするとその耳をパタパタ広げます。入手する個体がWC(ワイルド)が多いので気性の荒いのは仕方のないところです。
 一度の産卵で30〜50個程の卵を産み、孵卵温度28℃、160日〜程で孵化します。

●飼育ケージ・レイアウト 爬虫類専用ケージ(レプロ等)で飼えます。鳥かごまたは自作ケージでも良いでしょう。各種枝を使って空間を上手にレイアウトしましょう。
●給餌方法 イエコオロギ他昆虫類、
・エサ箱にコオロギを適量入れる
・ピンセットから与える
・ケージ内にコオロギを放す
※カルシウム・ビタミン等のミネラル分は市販のサプリメントで補給する。
●給水方法 ドリップ式、スポイトで直接与える。
●飼育温度・湿度 25℃前後を中心とし、蛍光灯真下・ホットスポット直下で32℃。
冬場の低温には少々弱い。反対に、夏の高温には強い、とはいえ、30℃以上になる事は避けたほうがいいと思います。真夏はエアコンで温度調節してください。
 湿度は70〜80%あればよいでしょう。冬場は加湿器を使うといいです。朝晩の霧吹きは、飲み水も兼ねますので、欠かさないようにしましょう。
●雌雄判別法 エボシ同様、オスのかかと部分に突起があります。


ディレピスカメレオンの交尾
妊娠色を呈したメス、