パーソンカメレオンの飼い方


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●原産地・種類名・全長 学名 Calumma parsonii
英名 Parson's Chameleon
和名 パーソンカメレオン オレンジアイ
分布 マダガスカル北部から東部
全長 オス 60cm以上 メス 45cm 最大69cm
●特徴

 世界最重量級のカメレオンです。全長60cmオーバーの種類、メラーやウスタレよりも胴体、手足、頭部等パーツそのものが大きいのでボリューム感ではカメレオン随一でしょう。現地では、渓谷や川周辺の山林といった冷涼な環境に生息しているようです。
 他のカメレオン同様、現地生息環境の悪化から生息数が激減しており、早急な保護が必要と言われております。基亜種の他、背中クレストがノコギリ状に発達するクリストファーパーソンカメレオンという亜種もいます。一般的にはオスの体色によって以下の3ローカリテイー?に分けられています。
@オレンジアイ・・・目がオレンジまたは黄色で体色はブルーがかったグリーン(写真の個体)
Aイエローリップ・・・全体的に青緑色で口唇部が黄色〜白色。大きくなります。
Bイエロージャイアント・・・全身が黄色〜黄土色で最も巨大になると言われています。

 オスは吻端部に一対の葉状の角が突き出します。また表皮の鱗は細かく触るとシットリした「象皮」のようです。メスは成熟すると全身が緑色になります。体色を黄色からグリーンに変えることができます。 どちらかというとメスのほうが体色変化に優れています。交尾後100〜150日後、メスは16〜50個の卵を産みます。孵卵温度が低く20℃前後で18〜24ヶ月もかかって孵化します。最近は比較的安定して欧米からのCB個体(EUCB)が流通するようになったようです。
 生体そのものが非常に高価で私もオレンジアイしか飼育したことはありませんが、環境さえ整えれば丈夫で寿命も長く楽しめる究極のカメレオンではあります。以下飼育方法は、オレンジアイのものです。オレンジアイが他のローカリティーに比べ温度湿度等の面で飼育しやすいと言われております。
 当ファームでもいつのことになるやらわかりませんが、CB個体の繁殖目指して頑張っています。

●飼育ケージ・レイアウト とにかく広いもの、観葉植物用温室または自作ケージ。
●給餌方法 イエコメインで問題なし。慣れればエサ箱からでOKです。その他、季節の昆虫。夏のセミなどは大好物です。但し、イエコに見向きもしなくなるのでやりすぎに注意。
●給水方法 ドリップ式。本種は動きがパンサーのように早くないです。水に気づいて「飲もうかなぁ」のそーっていう感じで、水場に到着したら水切れ・・・なんてことのないように。大量に水を与えてください。スポイトで与えるのが確実です。
●飼育温度・湿度 オレンジアイの場合ですが、25度で問題ないです。夏はエアコン管理してください。夜間、5℃以上下げられれば申し分なし。
●雌雄判別法 オスは吻端部に一対の葉状の角が突き出します。ベビーのうちの判別は非常に難しいです。100%ではありませんが、オスのベビーは将来ツノになる部分の鼻がなんとなく高く頭部の形状がメスと若干違うように見えます。数をたくさん見ないとなんとも言えませんが・・・その他、メスのほうが黄土色からグリーンになるのが早いです。


雌雄の判別が非常に難しいです。最初からイエコアダルトが食べられましたので、成長は早かったです。
拒食にも悩まされました。涼しい環境・・・という言葉に惑わされず、秋冬はそれなりのホットスポットが必要です。
全長が同じエボシ等よりボリューム感があり、より大きく見えます。
パーソンの脱皮、他種と異なり、蝉のヌケガラように見事にむけます。